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日和見主義

読書感想やら日記やら。

2018-12

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2016年10月の読書感想

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2323ページ
ナイス数:324ナイス

おおあたりおおあたり感想
15作目。そんでもって15周年!様式美を堪能。病人は我が儘や傲慢やネガティブや短気になりがちだけど、そうならない若だんな、ホント好き。病弱だけど、みんなの太陽。今回も5編の短編集。おおあたりというと良いことを想像しがちだけれど、食中毒もあたったと言うね、そういえば。ここのところ、貧乏神の金次が切ない思いをしがちな気がする。一話目は栄吉が気の毒だった。許嫁をそんな簡単に変えていいの?!まあ、この時代にはっきりと愛情を口にされたら、今の時代に聞くより響き方が違いそうではある。接待する若だんなも見たかったな。
読了日:10月1日 著者:畠中恵
ソウルケイジソウルケイジ感想
父性がテーマの姫川シリーズ第2作。緩急の付け方がうまい。菊田はどうしてもドラマの騎士のような立ち位置で刷り込まれているので、物足りなさというか、正直もどかしい!あと、ほんと姫川のキスはどうなの。そんな濃密な一歩手前の関係だったの?!いつの間に?!そこまでされてまだウジウジしてる菊田の情けないことよ。ラスト近くの高岡のシーンではこちらも痛みに悶え、高岡の居場所に気付いた姫川の涙に貰い泣きした。地道な捜査、スプラッタ、人情が、それぞれの視点から交互に紡がれていき、浮かび上がった模様に涙。誉田さんすげぇ。
読了日:10月6日 著者:誉田哲也
コンビニ人間コンビニ人間感想
村田作品は、あるあるとないない!!が交互にきて、最後に価値観がひっくり返される。「普通」がわからない主人公が、全てがマニュアル化されて情緒的思考を必要としないコンビニ店員という役割に安らぎを感じている。普通から外れると糾弾する無神経な人あるあるに、ほんと不快感。その人がそれでいいって言ってるのにね。人には事情があるのにね。ただ、カウンセリングは受けた方が、より生きやすくなるだろうとは思う。使われる言葉のチョイスも良かった。村田さん、ほんと面白い。
読了日:10月7日 著者:村田沙耶香
七つの黒い夢 (新潮文庫)七つの黒い夢 (新潮文庫)感想
ダークファンタジーのアンソロジー。なんだこのくくり。誉田さん目当て。この後味の悪さ、さすが!乙一さんのは、息子がクレヨンで描いた食べ物の絵から本物と同じ香りがするお話。私なら描かせまくるな。好奇心の赴くままに。我が子の将来を思うと、この母親の対応が正解なんだとは思う。恩田さんは赤い色が鮮やかに脳裏に浮かぶ。北村さんの百物語は正体と結末が気になるー。西澤さんの桟敷がたりは粘着質な野郎は逮捕されろ。桜坂さんは初めまして。ダークか?岩井さんも初めまして。なんかグロさの片鱗が恐ろしかった。全体的ちょい物足りない。
読了日:10月12日 著者:乙一,恩田陸,北村薫,誉田哲也,西澤保彦,桜坂洋,岩井志麻子
ヒトリシズカヒトリシズカ感想
短編集かと思いきや、連作短編。行方不明になった刑事の娘の物語。陳腐な例えしか浮かばないのがもどかしいけれど、一章一章がパズルのピースみたいに、パチンパチンとはまっていく。でも全体像はなかなか見えない。一気に読んだ方が登場人物を把握しやすい。暴力、流血、殺人と陰惨さの度合いがどんどん増えて行ったラストで、まさか泣かされるとは思わなかった。タイトル秀逸!悲しいけれど、温かみのある結末。残された家族たちよ、どうか幸せになれ!
読了日:10月18日 著者:誉田哲也
アンマーとぼくらアンマーとぼくら感想
三日間の奇跡。あの美しい神の島なら、そんなこともあるかもしれない。序盤でラストには気づくので、思い出の地を辿る母と子をしっかりと見つめた。大人になれない父親に振り回される主人公である子供が不憫で、父親にとにかくイライラ。父親は憎めないけども、しなくていい苦労を背負い、他の子より早く大人にならざるを得ない主人公。親友の存在がきらりと光る。ロードムービーのように、主人公たちと巡る沖縄の風景が素敵。御嶽(うたき)は行ってみたいけど、ハブは怖いな。女子と喧嘩してくれた親友の場面で泣いた。こんな猶予があればいいな。
読了日:10月24日 著者:有川浩
シンメトリーシンメトリー感想
ドラマで見ていたので、脳内映像化しながら読んだ。勘働きが光る姫川玲子シリーズ第三弾は短編集。若かりし頃の玲子も堪能できる。どれもほろ苦く切なかった。中でも【過ぎた正義】や【シンメトリー】などは、犯罪者サイドを応援してしまう。はったりをかます玲子が、威勢が良くて好きだ。反抗期のバカ娘に説教するシーンも好き。屁理屈こねるけど、親の庇護化にいる分際で息巻いても所詮はヒヨコの羽ばたきでしかない。おイタが過ぎたお嬢様に待っているのは、前科者という未来。今回ほぼグロい描写は無いので、これだけ読むのもありかも?
読了日:10月27日 著者:誉田哲也
雨にもまけず粗茶一服雨にもまけず粗茶一服感想
面白かったー!NHK FMの青春アドベンチャーで聴いて、原作を手に取った。武家茶道の家元の長男が、家出。紆余曲折を経て、自分探し状態に。あまりのええ加減なぼんくらぶりに、最初は苛々。でもちゃんと筋は通っている。押し付けられるのではなく、選びたいのかな。弟の狡猾ぶりにちょっと引く。ラジオドラマでは可愛らしい声だったのに!最後、遊馬の候文に笑った直後、まさかのオマージュな詩で泣かされた。宗家の皆さんは笑っていたけど、ずっと遊馬を見つめていた読み手としては、その成長ぶりに胸が熱くなった。続きが楽しみ!
読了日:10月31日 著者:松村栄子

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