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日和見主義

読書感想やら日記やら。

2018-12

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2016年8月の読書感想

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3125ページ
ナイス数:342ナイス

春を嫌いになった理由(わけ)春を嫌いになった理由(わけ)感想
面白かった!子供の頃の辛い思い出から霊能力関係を頑なに否定し、拒否する主人公。密入国した兄妹の兄。普通のサラリーマン。この三者のオムニバスで物語は紡がれていく。主人公は金銭面から断れず、叔母に頼まれ霊能力者の通訳の依頼を受ける。テレビ番組の失踪人探し、そして遺体を見つける。やらせなのか、能力は本物なのか?そして密入国の兄妹たちは歌舞伎町で必死に働いている。普通のサラリーマンの妻は身重で、幸せで満たされている。これがどう繋がっていくのか、この中に犯人や被害者がいるのか、最後の最後まで面白かった!
読了日:8月1日 著者:誉田哲也
薔薇十字叢書 ようかい菓子舗京極堂 (講談社X文庫)薔薇十字叢書 ようかい菓子舗京極堂 (講談社X文庫)感想
京極堂シェアードワールド。あとがきは軽い感じで書いてあるけど、これ大分緊張して書いてるんじゃなかろうか。棚からの牡丹餅が大きすぎたねぇ。ラノベは一つの文章を短めにして、リズムよく読みやすくしてあるのも特徴のうちだけど、この本は文章の中に読点が多くて読みづらい。緊張して息切れしてるような印象。キャラ設定にも忠実であろうとするあまり、せっかく借りた世界を遊べていない。気持ちは凄くわかるけどね。ファン多いし大作だし。コンパクトにまとめてきた、日常系。京極堂夫婦の、特に千鶴子さんとのラストが微笑ましくて良かった。
読了日:8月5日 著者:葵居ゆゆ,双葉はづき
きれいなシワの作り方~淑女の思春期病きれいなシワの作り方~淑女の思春期病感想
朝井リョウ加藤千恵のオールナイトニッポン0でも村田クレイジー沙耶香として度々話題に上がり、ご本人もゲストで来られて以来、そのお人柄が大好きになった。とてもキュートで繊細で気遣いができる方。エッセイを読んでもそれは揺らがず、ああ、村田さんは人が大好きなんだなぁとしみじみ感じた。「あるある」ネタがいつの間にか「ないない!」ネタになってたり、サービス精神が旺盛だったり。ラジオでもおっしゃってたコンビニの話もちゃんと書いてある。芥川賞の質問は、読了した人以外しちゃだめな決まりを作らんか?本屋大賞は皆読んでるぞ。
読了日:8月6日 著者:村田沙耶香
しろいろの街の、その骨の体温のしろいろの街の、その骨の体温の感想
主人公が、器用貧乏で気の毒な反面、ある一人に対しては暴力をふるう。学校にグループはあったけど、カーストを感じたことがなかった私は“幸せさん”だったのかもしれない。繊細で早熟で、暴れ狂う思春期を内に秘め、息を潜めて生活していた主人公の解放に少しほっとした。青春小説は「瑞瑞しい」と表現しがちだけど、この作品は生々しかった。心にとまる文章がいくつもあった。著者の人間愛もびしびし感じた。あるあるとないない!が入り交じって、興味深く読んだ。…ところで、スクールカーストって本当にあるの?
読了日:8月8日 著者:村田沙耶香
ラジオラジオラジオ!ラジオラジオラジオ!感想
二作目はアンソロで既読。 一人称だと、主人公目線か保護者目線のどちらかで読むのだけど、ann0リスナーだったのでリスナー目線で読んだ。途中までは同類嫌悪で読むのが辛かった。自己中心的な昔の私。若さ故の安易さ。ネットや電波で個人情報を垂れ流す無知。友達の失恋を実名でネタにしたのはダメだけど八つ当たりでラジオを貶されるシーンでは「だからふられたんだよって言ってやれ!」と。ラストのページで泣きそうになった。いつも聴いてるラジオのオープニングとエンディング曲を聴いただけで、テンションが上がるのはリスナーあるある!
読了日:8月12日 著者:加藤千恵
薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)薔薇十字叢書 神社姫の森 (富士見L文庫)感想
京極堂シェアードワールド。匣の続きという時系列。みんな関口センセ弄りすぎ(笑)本家と同じく長い蘊蓄。ゴジラの辺りまでは楽しく読めたけれど、いかんせん、本家サイコロ本とはページ数が違うので詰込み過ぎ。面白いんだけど言葉が軽くて捏ね繰り回した感じが読みづらい。あと本家読んでないと、確実になんのこっちゃわからないと思う。でも本家読者には面白い!関口センセの幻想小説の雰囲気がいい。京極堂の最後の台詞にジーン。そして、まさかのあの大先生が出演!夢の共演やー。あとがきのコテカ、わからなくて検索しちゃったよ(T▽T;)
読了日:8月20日 著者:春日みかげ
薔薇十字叢書  ヴァルプルギスの火祭 (講談社ラノベ文庫)薔薇十字叢書 ヴァルプルギスの火祭 (講談社ラノベ文庫)感想
京極堂シェアードワールド。最初扉絵を見て、女体化?!と引きかけたのだけど、なんとあの三人の孫が活躍するお話!関口家が男、京極堂と榎さんが孫娘。ハーレム?!と思いきや、もちろん違った。ある意味その性別の戸惑いが関わって来て驚き。榎さん孫娘が招待された孤島に、京極堂孫娘と息抜きに関口男孫も共に訪れる。あの三人の性格に中二要素が加わって、見てるこっちは嬉しいやら恥ずかしいやらハラハラするやら、かっ飛んだ設定でのびのび二次創作を楽しんでるのがよく伝わった。特に京極堂孫娘の祖父リスペクトが可愛い!
読了日:8月21日 著者:三門鉄狼
薔薇十字叢書 桟敷童の誕 (富士見L文庫)薔薇十字叢書 桟敷童の誕 (富士見L文庫)感想
京極堂シェアードワールド。あの関口センセに弟子ができた?!という驚愕の幕開け。アワアワと困って行き着く先は、もちろん京極堂。本家の雰囲気がよく出ていて、その中でのびのび書かれているように思う。榎さんのキャラが凄く活き活きしていて、作者の「好き」がびしびし伝わる。関口が壊れないようにさりげなく支えているのは、このシェアードワールドシリーズ全てに一貫していて、みんなハラハラ心配してるんだなぁと実感。頼れる理解者が周囲にこんなにいる関口は、本当に運がいい!本家の新刊も読みたいなー
読了日:8月21日 著者:佐々木禎子
ぼぎわんが、来るぼぎわんが、来る感想
人を呪わば穴二つ。婆ちゃんのかけた呪いが孫や曾孫にまで追い縋る。今ならDVシェルターがある。そうか、口べらしが無くなって久しいから、ぼぎわんも必死だったのか。妖怪好きなので、申し訳ないくらい全然怖くなく楽しく読了。あ、流血シーンは痛々しかった。システム、伝承ができるまで、妖怪ができるまでの経緯に納得。それにしても第一部の主人公を筆頭に、出てくる男が総じてクソ野郎(汚い言葉ごめんなさい)で、ずっと怒りで苛々した。モラハラは遺伝するのか?隔世遺伝なのか?イクメン気取りの役立たずの結末だけはぼぎわんを誉めたい。
読了日:8月24日 著者:澤村伊智
月光月光感想
尊敬する大好きな姉が同級生に轢き殺された。事故という結論に納得できない妹は、姉と同じ学校に入学し、姉と同じ写真部に入る。姉の足跡を辿りつつ、真相を暴こうと試みるが…。 救いの無い話だった。被害者、加害者、被害者家族と順に語り手が変わる。ハラハラしながらもページをめくる手が止まらない。果たして真実を暴くことは必要だったのか?綺麗な思い出のままで駄目だったのか?私が被害者家族でも、やっぱり真実を知りたいと思ったはず。妹以外は赦されなくていい。しばらくは、月光を聞くと悲しくなるなぁ。
読了日:8月28日 著者:誉田哲也
陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)陸と千星~世界を配る少年と別荘の少女 (ファミ通文庫)感想
夏に読むべしとの言があり、積んでおいたのを夏に読む。ボーイミーツガール。一人はお金持ちのお嬢様。一人ぼっちで別荘にいる間に、両親は離婚の話をすすめている。もう一人は母子家庭。生活費は自分で稼ぐ。母親は常に酒臭く、恋人ができると別れるまで一度も帰宅しなくなる。連れ込むよかましだけど。両者とも親に恵まれない二人が、新聞配達員と購入者として出会う。ほとんど会話は交わさない。お互いがお互いを幸せな家族と過ごしていると思い込んでいる。もうほんっとに、もどかしい!ラストのページに胸が熱くなった。再会してほしいな。
読了日:8月30日 著者:野村美月

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