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日和見主義

読書感想やら日記やら。

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2016年7月の読書感想

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2757ページ
ナイス数:394ナイス

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学感想
再読。最近ツキノワグマがやたら目撃されるので、なんとなく再読。タイトルで即買いした本。蛇や鼠が逃げ出したり、フィールドワークで小島に渡ったり、蛇に指を飲まれて喜んだり、研究バカ(ほめてる)な様子に思わず頬が緩む。そして、こういう人の家族は巻き込まれ必至なんだよなぁ。あるある。動物に関する民間伝承は、人間が生き残るための知恵!脳のくせ、あるある。怖がりほど見つけやすいんだよね、苦手な生物を。そして、里山の植物の縁結びをしてくれる狸が、道路を横切る際になんの貢献もしていない人間にはねられる。基本楽しい本!
読了日:7月5日 著者:小林朋道
王とサーカス王とサーカス感想
偶然カトマンズで、王室での銃乱射事件、王や王族の死に居合わせた記者。ペンは剣よりも強しというけれど、そのペンが弱者を更に貶め被害者を見世物にすることもあるという、難しいお話。記者の倫理観や想像力が滅茶苦茶大事。改めて物凄く怖い仕事だと思う。日本でもそっとしておいてほしいという病人とその家族の周りを、ハイエナのようにうろつく、記者と呼ぶのも憚られる人達がいる。選民意識のある記者は危険。最後のページが重くて尊い。週刊誌の記者全員に読んでほしい。報道や記者による被害者がいなくなりますように。
読了日:7月9日 著者:米澤穂信
先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学感想
猟奇的なタイトルだけど、これは生きるための知恵。理由を読んで感心。人間のしつけのなってない子やヤンチャな子を猿呼ばわりすることがあるけれど、駅前にスプレーでペイントというか落書きをする行為が、実に野性的な理由で、ああ、動物なんだなぁとしみじみ。社会のルールを教えてくれる親役に恵まれない動物の子達なのだなぁ。最後の犬と猫の章、犬が主人を選ぶ話を読んで、元の飼い主の気持ちを思うと切なくなった。本能と生まれもっての相性だとはわかるけど、飼い主以外の人にメロメロになつかれたら、めちゃくちゃ悔しい!逆だと嬉しい(笑
読了日:7月12日 著者:小林朋道
真実の10メートル手前真実の10メートル手前感想
世の記者がみんな、大刀洗みたいな人達だったらいいのに。実際の報道に悲劇と、「劇」をつける違和感が突き刺さる。第三者には他人事の見世物。私も好奇心が旺盛な方なので、背筋が伸びた。大刀洗が調べる事件は、今回も全てがつらい。書き方ひとつで誰かの人生を突き落とせる仕事。相変わらず大刀洗は口数が少なすぎる。慎重であり不親切。頭脳明晰ゆえの思考の飛躍。でも彼女の不器用な優しさに触れたら、好きにならずにいられない。これからも、大刀洗の仕事を追いかけたい。ぶれない高潔な人にふれると、はっとすることが多い。
読了日:7月15日 著者:米澤穂信
世界が終わる前に BISビブリオバトル部世界が終わる前に BISビブリオバトル部感想
今回は、空、初めてのコミケとミステリ。コミケ屋内に雲ができるってほんと?!朝日奈先生いい先生!「カップリングされるぞ」に口元が緩んだ。 ミステリの紹介は確かに難しそう。感想ですら、ネタバレなしで書こうとすると、なんにも書けなくなる。あと銀くんも言ってるけど、ラノベの感想も難しい。特に会話のリズムを楽しむタイプのものは、荒筋すらも難しい。それにしても今回の武人はちっちぇーなぁ!器の小ささが際立っていた。男二人があぶれるとか言ってたけど、そうじゃなくても選ばれないから安心しろ!波乱のラスト、次号が待ち遠しい!
読了日:7月18日 著者:山本弘
娘役娘役感想
【男役】読了後に。初舞台生のラインダンス時に靴を飛ばしてしまった娘役、その靴のおかげで暗殺に失敗したヤクザの物語。前回フィクションを強調するための存在はファントムさんだったけど、今回はヤクザ。雰囲気が違い過ぎて、これはいったいどんな紡がれ方をするんだ?!と恐る恐る読んだ。ここまでぶっ飛んでたら面白い。前回は男役の苦悩、今回は娘役の苦悩。なるほどなー。女性が娘役ってのはそのままやん?と思ってたけど、男性を演じる女性を標的とした娘の役。複雑!娘役の特殊性に今更気付いた。年齢の事情にも。舞台が見たくなった。
読了日:7月20日 著者:中山可穂
サラバ! 上サラバ! 上感想
淡々と紡がれる誕生から高校2年までの少年の成長記録。淡々と書かれているけれど、波乱万丈!両親は日本人。生まれはイラン、日本で育って、小学校でまた父の赴任でエジプトへ。とても瑞瑞しい文章で綴られる少年時代は、エジプトの熱気や匂いや喧騒が聞こえるよう。言葉がわからないのに通じるというのは、子供独特かもしれない。幼い瞳に突きつけられる貧富の差、心がすくむ。また日本へ帰ってきた姉の描写がつらいし、母親の身勝手さにも憤る。この物語がどこへ辿り着くのか、不安感がすごい。
読了日:7月23日 著者:西加奈子
アクセスアクセス感想
2004年の発行なので、若者言葉がこそばゆい。言葉とはかくも変化するものなのか。そして、ネット環境の進化の凄まじさたるや!当時は携帯はあるものの、パソコンでのインターネットはオタクっぽいものだったのか?!携帯で簡単にホームページ作るサイト、あったあった!反転させないと読めない隠し文字、あったあった!ここを経由するとパケ代が安くなるというサイト、あったあった!と、懐かしさが先立ち、全然ホラーに浸れなかった。秘密の入り口とかもあったなぁ。それにしても、死がわりとあっさり受け入れられる最後が怖かった。
読了日:7月24日 著者:誉田哲也
小説の神様 (講談社タイガ)小説の神様 (講談社タイガ)感想
Twitterで作家さん達が大共感していたので読んだ。野村美月さんの【下読み男子と投稿女子】が読み手側寄りの物語としたら、こちらは書き手側の物語。野村さん朝井さん有川さん又吉さん等々が著作で触れておられるように、作品への憎悪すら感じる感想や、貶すことで自分が優位に立ってると勘違いした痛い可哀相な人達が有名人を深く傷つけていく。読メという本好きが集まるツールでさえ、酷い感想を見て私も傷つく。作家さんの心中を思って、読みながら「違うよ、そんな人ばかりじゃないよ」と傷つく作家さん達の背中に手を当てたくなった。
読了日:7月26日 著者:相沢沙呼

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